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登場人物 マール 金髪ツインテロリ、悠木碧声、サイキック リーダー 白髪青年、石田声、侍 レイカ 黒髪セーラー、沢城声、トリックスター銃 私には、人に言えない趣味がある。しかもエッチな。 前から興味はあった。でも、その発散の方法は一般的な……自分の指で オナニーするとか、その程度でしかなかった。 今の趣味につながる一番最初は一年前、前回の戦役のとき。 当時、ムラクモ13班としてまだ活動を始めたばかりは、今よりずっと弱く、 隙だらけだった。雑魚のマモノにすら手こずるくらい。 そして、雑魚の、カエルのマモノに……股間を舐め上げられてしまった。 紫と黒のスカートは2重、紫地に黒のストライプのタイツまで穿いて、防備は 万全のつもりだったけど、甘かった。 今思い返してみると、どう考えても『そういう目的』でやったようにしか 思えない。今でも覚えている、あの感触……オマンコ全体をぞりゅぞりゅと こそぎ取るようになで上げたあの舌は、私にダメージを与えなかった。 「ひああぁっ!?」 産まれて始めて他者に愛撫されてあげた嬌声は、戦闘のドサクサに紛れて 消えていった。 その時からたまに……マモノやドラゴンの中に、私に対する特別な感情を 持っている個体が居ることが『感じられる』ようになった。サイキック能力の 発露って言うべきなのかな。ある意味、ドラゴンと心を通わせられる能力。 安直に、『シンクロ』と名付けたけれど、戦闘で使い物になるわけじゃない。 感情を捉えられると言っても、ドラゴンの中には人間への殺意、蹂躙したい という衝動が渦巻いているばかりだった。その衝動が時折、私への性欲として 感じられていたようだった。 それから、割とすぐだったと思う。シンクロの本当の使い方を知ったのは。 あれは、私たちがドラゴンに始めて敗北したときのこと。 私たちは、小型のドラゴン……リトルドラグに戦いを挑んで、無残にも 噛みちぎられて絶命した。でも、私たちの運命はそれで終わらなかった。 どこからか声が聞こえ、諦めるか、戦いをはじめからやり直すかという 選択肢が突きつけられた。私は迷わずやり直しを選び、後で聞いた話では ほかの二人も同じだった。 何事もなかったかのように戦闘前の状態に戻り、辛くも勝利を収めた私たちは、 今起こった出来事を確認し合った。S級能力者の真の力とはこのやり直し能力 なのではないかと思ったけど、呆然としているところをナビの二人に話しかけられ、 自分たち三人だけの秘密にしようと決めた。何回挑んでも勝てなくて、しかも 逃げられない……そんな相手にであったら、諦めるしかないのは普通と同じ。 決して無理を覆す能力じゃない。 でも、勝てる相手には諦めない限り必ず勝てると知って、ものすごく気が楽に なったことは覚えている。 そして、だからこそなのか……妄想で踏みとどまっているべきことを、実行に移してしまった。 私はシンクロの能力を、誰にも明かしたことはない。前戦役を切り抜け、 二度目の真竜が現れた今になっても。 それは、私がシンクロを、ドラゴンとのセックスにしか使ったことがないから。 リトルドラグとの戦いに話は戻る。 ちょろちょろと走り回るそのドラゴンを追い回していると、ほかの雑魚が襲いかかってきた。 その雑魚とリトルドラグを同時に倒すことは、当時の私たちにはかなり厳しい。 と言っても、そこはリトライがある私たち。リーダーは、難しい道にチャレンジした。 その結果、雑魚を倒した時点でリトルドラグに私以外の二人が倒されるという…… いわゆる詰み状態に陥ってしまった。 いくらやり直せるといっても、それには目の前の相手に殺されなくちゃならない。 逃げることも、抵抗することも、もはや間に合わない状況で、私の頭の中は恐怖で真っ白になっていた。 いわゆる無我の境地? ってモノに達してしまったのか、精神が研ぎ澄まされ、シンクロ能力が 勝手に発動する。リトルドラグの心は、獲物をなぶり殺しにしたいという嗜虐心で溢れていた。 その中には、オスとして、メスである私を組み伏せて、支配したいという欲求も。 既に傷ついて立ち上がることもままならない私の視界に、リトルドラグの体格に見合わない 赤黒いペニスが飛び込んでくる。 どくん、と心臓がはねた。 その時の感情を、一瞬で受け入れられたのは、やっぱりシンクロの『おかげ』だと思う。 シンクロによって、支配したいというオスの欲望が私の心に流し込まれて、メスである私の心が それに応えた。 自慢することじゃないけど、私は処女だ。見た目も幼いと言われるし、金髪にツインテールの 髪型、ファッションはシックな色合いだけどフリルとかリボンとか大好き。戦闘に着てくるくらい。 そんな私の心が、一瞬にしてセックスの色に染まった。 全身を舐め回されたようにぞわぞわと鳥肌がたち、きゅうぅ、と乳首が痛いくらいに硬く勃起する。 体の芯に熱く煮えたぎった欲望をドロドロと流し込まれ、まず心を蹂躙される…… その感覚だけで、私は生まれて初めて、性的に絶頂を味わっていた。 口いっぱいによだれが溢れ、ゴクリと飲み込む。だらしなく半開きになった口からは、お酒を飲んだ ように熱いため息が漏れる。顔も真っ赤になっているんだろう、さっきから頬が火照って、 とろんと目尻が下がっているのが自分でもわかる。 ――ああ、噛みちぎられる前に、そのおちんちんくれないかなあ…… そんな心の底からの声に、リトルドラグは反応した。 やはりドラゴンというのは、あまり高い知能はないらしい。言語ではなく、感情として 何をさせたいかが伝わってくる。 ――自分から股を開け。オスが欲しいと懇願しろ。 どくん、どくん、と心臓が爆発する位に強く脈打つ。斃すべきドラゴンを前に、人としての尊厳を捨てて、 一匹のメスとして自分の身体を差し出す。普通なら、これ以上なく屈辱的な行為。 目の前のオスと心を通わせ、その劣情と同じ気持ちを心に宿している私には、何よりも甘美な想像だった。 じり、と女の子座りしていた体勢を変えて、尻餅をついたような姿勢で、ドラゴンに向き直る。 目頭がかっと熱くなり、あまりの興奮に歯の根があわず、カチカチと打ち鳴らされる。ゆっくり、ゆっくりと 私は股を開き、M字開脚と呼ばれる姿勢になった。 リトルドラグは、私の1mほど手前で立ち止まり、じっと股間に視線を注いでいる。もはや殺意はない。 あるのは目の前の獲物をどう嬲ってやろうかという、絶対的強者の、オスの視線。 興奮しすぎて狂いそうな心の中で、どうやって犯してもらおうか考える。 (もっと、この視線を、欲望を感じたい……) そんな衝動に素直になって、私は正面から犯してもらおうと決めた。 ぱたりと背中を地面に預け、仰向けになる。膝は立てて、足の裏は地面にしっかり付いた状態だ。 でも、リトルドラグのおちんちんからは目を離さない。 子宮がジンジンと熱を持ち、オスが欲しいと叫んでいるかのように疼く。ごそごそとスカートの 中に手を入れて、乱暴にパンティごとタイツをずり下げる。にちゃり、と太く糸を引く愛液が、 私の発情ぶりを証明していた。 全部脱ぐのももどかしく、膝までズリ下げたところで、両脚を抱くようにして、リトルドラグに 性器を見せつける。グルルゥ……と低くうなり、ジリジリと近寄ってきた。 「リトルドラグ様に歯向かった愚かなメスに、硬くて逞しいチンポでお仕置きしてくださいっ、 貴方のメスとして壊れるまでおまんこでご奉仕させてくださいっ!」 叫んだ時、私がどんな顔をしていたかはもう分からない。けど、その時の私の、心の底からの言葉だった。 強いオスに自分の身も心も捧げる、メスの本能が囁く至高の快楽に、魂まで酔いしれた。 ぎしり、とリトルドラグが歯を軋らせる。心を通わせた私には、嗤ったのだと分かる。次の瞬間、 「がっ! あ、ぎぃあああああああああっ!」 ぶつん、と体がちぎれるような音がする。実際、千切れたんだと思う。 もともと怪我をして瀕死の所に、そんな乱暴な一撃を叩き込まれて、一瞬で視界が裏返る。 気絶寸前のところでギリギリ踏みとどまって、ぎゅっ、と歯を食いしばって、必死に耐えた。 落ちてしまったら、リトルドラグ様はセックスを続けてくれないだろうから。 痛覚で自分の膣の感覚が麻痺しているのが本当に惜しい。仕方がないから、ずん、ずんと 胎の底から全身を突き上げるオスの脈動に身を任せることにする。 ずぼっ、ずちゃっ、と膣壁がめくれ、ピンク色のビラビラが外にまで裏返ってリトルドラグ様の チンポにまとわり付いている。少しでも多くチンポの感触を味わいたい私の心が反映されたような 光景に、目を奪われた。 ガクガクとすばやく腰を振って私を文字通りに突き崩すリトルドラグ様のチンポが、血にまみれて スムーズさを増していく。 「死ぬっ、しぬ゛う゛うぅぅううううううっ!」 スカートの向こうに少しだけ見える下腹部が、リトルドラグ様のチンポにあわせて波打ち、 自分の膣がどこにあるかをはっきりと示す光景を目に焼き付けて、麻痺した膣の感覚を 想像していると、びりびりとした衝撃が少し感じられるようになってきた。 「あひっ……あっ……はっ……」 もはや完全に破壊され、生殖機能など望めはしないだろう私の膣は、リトルドラグ様のオナホール でしかない。出血と内臓を突き上げられる衝撃で、興奮した頭とは裏腹に、体のほうは限界を 訴える。血が足りないせいで、視界が霞んで、意識も闇へと落ちていく。身体に伝わる衝撃だけが 辛うじて感じられ、どんどんと突き上げる感覚が短くなっていき、そして…… ――ああ、リトルドラグ様……子宮に射精してくれたんだ……でも、もう感じられないや…… 性の悦びで、表情を笑みの形にゆがめながら、私は気絶した。 多分、その直後にシンクロの能力が解けて、リトルドラグは私をかみ殺したと思う。 そして、雑魚戦からのリトライとなった私達は、今度は慎重に回復を多めに使い、あっけなく リトルドラグを殺した。 その死骸からDzを採取している時、死ぬ前のあの感覚が蘇ってきて、上の口からも下の口からも じゅわりとよだれが溢れた。よだれのほうは、こくん、と飲み込む。下の方は…… (どこか、オナニーに良い場所、ないかなぁ……) ぼんやりと、そんなことを考えた。 それから、全ての竜を狩り尽くす傍ら、私はドラゴンのたくましいオスたちに抱かれ続けた。 ドリルのようなチンポを持つドラゴストナードなどの爬虫類系ドラゴンや、両手両脚をつぶして 逃げられないようにしてから犯してくるタワードラグなんかが印象的だった……けど。 結局は、そのどれもがリトルドラグのときと同じような感じの進行になってしまう。 シンクロを発動させて、自分の中の卑しいメスの面をむき出しにして、ドラゴンに チンポをおねだりする……そのときには最高の快楽を得られている。実際に、触られる前に 潮を吹いたことさえあるくらい。 でも、肝心のセックスの時には、一瞬で私の小さな膣は破壊されてしまって、感覚が麻痺して しまう。痛みでも感じられたらまだ良かったのだけれど。 全ての経験がリセットされてしまうから、当然ドラゴンとセックスするときはいつも処女だ。 現在。2度目の真竜の出現……序盤、と言っていい時期。アメリカの特殊部隊が絡んできて、 事態が混迷していく状況の中で、議事堂のシャワー室でシャワーを浴びながら、一人考える。 (人間の男の人が相手だったら、喜んでくれると思うんだけどなぁ) あいにく、ドラゴンには処女をありがたがる風潮はないらしい。どの相手も、遠慮なく膣に ぶち込んできて、己の欲望を満たすためだけに私の体を死ぬまで使い続けた。その感覚を反芻すると、 じわりと下腹部が熱を持ち始める。 リトライで体は全て元通りと言っても、自分の心だけはそのままだ。だから、10を越える種類に 犯された自分の性器は、幻肢痛のようにオスを求めて疼きだすことがある。 (ダメだよ……今はドラゴンのチンポが無いんだから……オナニーで我慢してね) 心の中で自分の子宮に語りかけながら、いやらしく磨き上げてきた自分の体を見やる。 小ぶりながらツンと前を向いた胸と、先端で存在を主張する乳首。特に乳首は、小指の 第一関節までと同じくらいの大きさで、かなり目を引く。 (昔は嫌で仕方なかったけど……エッチなことを知ってからは、これでよかったんだって 思えるようになってきちゃった) 強めのシャワーを受けて、水をはじく珠の肌。乳首にも強く降りかかり、その刺激は じんわりとした快感として伝わってくる。 自然と乳首に指が伸びて、今日もオナニーが始まった。 真竜との戦いも2度目ともなると、早々全滅し続けるなんてことは無くなる。もちろん、 わざと負けようなんてことは考えたりしないけど……大好物を目の前にぶら下げられて、 久々にメスの本性をむき出しにして、命を燃やすような、あのセックスがしたいという欲求が 澱のように心の底にたまっていくのを、私は自覚していた。 はしたなく勃起した乳首を、くるくると指を回してもてあそび、性感を呼び覚ましていく。 シンクロの応用で、自分自身の感覚に干渉することができるようになった私は、主に オナニーのために、乳首やクリトリスの感度を上げる技術を会得していた。 こうやって膣の感度も上げれば、ドラゴンのチンポも気持ちよく受け入れられると思って いたのだけど、現実はそんなに甘くなかった。感度が上がっても、膣が破壊されると やはり感覚が麻痺してしまって、何もしないのと大差ないことに気付いてからは、 戦時下で息苦しいムラクモの拠点でいかに気持ちよくオナニーするかの手段として使うように なっていった。 「んっ、ふ……ぅ、はぁーっ……♪」 ゆるゆると乳首をもてあそんでいるだけで、温水シャワーのせいだけではなく、全身に しっとりと汗をかき、顔が上気し始める。胸の先端からビリビリと背筋をうつ電撃が走る感覚を じっくりと味わいながら、私は疼き始めた子宮の声にしたがって、へこへこと存在しないオスに 媚びるようにがに股になって、腰を前後に揺らめかせ始める。 少しでもシャワーの水がクリトリスに当たれば、その瞬間に絶頂する。 そんな私の体を使ってくれるオスに、妄想の中でしがみついて、チンポをくださいとおねだりする。 壁にかけておいたタオルを強くかみ締めて、強さを最大にしたシャワーを股間に押し当てた。 「ん゛んーーーっ♪ ん゛ん゛うぅ! ん゛っーーーーーーーッ!!」 たったこれだけで、私は気絶するまで絶頂し続けることができる。最近はクリトリスだけでなく、 大陰唇や小陰唇、膣口の指で触れられる部分、さらに尿道も感度も上げてあるから、快感の奔流で 頭が焼き切れそう。 (ドラゴンとのセックスでも、このくらい感じられたらいいのに……) 処女を捧げ、女の子としての尊厳を捧げ、毎回命まで捧げている。 そのドラゴンとのセックスのために感度を上げているというのに、実際にはオナニーのほうが はるかに気持ちいいのは、なんともガッカリする。 ひとしきり絶頂を味わうと、子宮の疼きも少しはましになってきた。念入りに体と髪を拭いて、 しっかりとドライヤーを当ててからいつものツインテールに結う。 (私も、人間の彼氏を作ったほうがいいのかな……) 英雄、ムラクモ13班を倒せるようなドラゴンは例外なく巨根で、私の膣なんて簡単に破壊される。 それならばいっそ、人間の『ご主人さま』を見つけて、その人に全てを捧げて快楽を得るのが 現実的なんじゃないか……そんなことをつらつら考えながら、自分の部屋に戻って、眠りに付いた。 その日の深夜。 物音が聞こえたので目が覚めた。どうやら、リーダーのベッドに誰か来ているみたい。 ちなみに、リーダーは銀髪が特徴的な、サムライの少年。敵に勝ったときに、「めっ」とか 「おいたはダメですよ」とか、ふざけたことを言って私ともう一人のメンバーをドン引きさせたのは もう1年以上も前の話。それももう慣れたし、戦闘でも普段の生活でも頼りになる、まさにリーダーに ふさわしい人だと思う。 でも私は知っている。リーダーがミイナちゃんを手篭めにして、度々セックスしていることを。 前の戦いが終わってから、力を失ってリハビリ中、定期的にフェラで抜いてもらっていたことを。 久しぶりに任務として顔を合わせたときに、ミイナちゃんが照れながら 「顔、まともに見れない……」 なんて言った時は苦笑をこらえるのに苦労したくらいだ。 今回はついに私たちが寝ている横でやり始めるのかと思って聞き耳を立てていると、 どうやらミイナちゃんでなくエメルさんがやってきたみたい。 小声でよく聞き取れないけど、エメルさんがリーダーに愚痴を吐いているらしい。こんな夜更けに 一人でリーダーのところに来たら食べられちゃいますよ、と心の中でだけ忠告していると、 「大丈夫。僕はエメルのことを信じます」 案の定、リーダーに抱きすくめられて、甘い言葉を囁かれているみたい。小声なのにとても よく通る声だ。 「……馬鹿者。私は……お前らとは違うのだ……」 とかなんとか言って、抵抗しないエメルさん。こりゃ落ちたね、と思ってさらに聴覚に集中。 キスをしているのだろう、ちゅぱ、ちゅぱという水音と、普段のイメージとは全然違う、 エメルさんの押し殺したような可愛らしい喘ぎ声が聞こえる。 あっという間に押し倒されて、ベッドがぎし、と軋む音がする。そのあと、ごそごそと リーダーが脱ぐ音、エメルさんが脱がされる音。 (そういえば……エメルさんって身体が私より小さいのに、 リーダーのデカチンを受け入れられるのかなぁ?) ふと疑問に思って、リーダーのベッドの方に視線だけ向ける。といっても、私のベッドは 一番奥、リーダーが一番手前で、あいだにはもうひとりのメンバー……銃使いのトリックスター、 長い黒髪にセーラー服が似合う、レイカという名前の少女がすやすやと眠っているので、 見えはしないけど。 このレイカちゃん、なんというか……苦労性だ。耐える女? リーダーに対して、特別な…… はっきり言えば、恋心を抱いている。そのリーダーがロリ系の女の子を食べまくるヤリチンなのだから、 傍から見ている私も頭を抱えちゃう。 感覚の鋭いトリックスターのわりに、衝立の向こうにある寝顔は年相応よりも少し幼いくらい ってことを、私は知っている。そういう不意に見せる無防備さが可愛いところ、というのは 身内びいきの評価ではないと思う。 さすがに二枚の衝立の向こう側は全然見通せなくて、音でしか判断できないけど、どうやら 押し倒されたエメルさんはリーダーのクンニでトロトロにされて、今チンコを突きつけられて 恥ずかしがっているところみたい。 「入れるよ、エメル」 「馬鹿者……さ、さっさとしろ……」 いくらリーダーのが大きいといっても、当然人間としての常識を超えるほどではないらしく、 エメルさんの我慢できずに漏れ出る声からして、ヌルヌルになったオマンコにちゃんと入っている みたい。 (そりゃそうだよね……ドラゴンのお相手の参考にはならないか) そう思った瞬間、リーダーの声が聞こえた。 「力を抜いて、エメル……少しずつ拡げてあげるから」 始めてセックスした、見た目10歳くらいの女性に対しての発言として相当に不適切な感じだけど、 (拡張かあ……ミイナちゃんはリーダーのチンポの大きさに拡張済み?) となると、リーダーを誘惑してセックスする関係に持ち込んで、膣を拡張するやり方を実際に 拡張されながら教えてもらって、その後ドラゴンを受け入れられるように拡張を続ければ…… (うーん、拡張が早いかこの戦役が終わるのが早いか…… 時期を逃しちゃったら、私にはゆるゆるのおまんこしか残らないからなあ……) いっそ、戦後はドラゴン研究に従事して、ペットとしての大型ドラゴンを生み出してその子らと 心ゆくまでセックスしようかな、でもそれだとメスとして屈服する楽しみが薄いかな、とか、 つらつらと考えながら、段々大きく、甘くなっていくエメルの喘ぎ声を子守唄にして、眠りについた。 (よし、リーダーとセックスしよう) ドラゴンとのお楽しみはさておいたとしても、そろそろ処女を捨てるのは悪くないと思う。 どうせムラクモ13班なんて戦後も色々と要件を申し付けられるんだから、男との出会いなんて 早々あるものじゃない。あったとしても心だけビッチの身体が処女よりも、経験豊富な女の方が 落としやすいだろう。 ……と、そんな打算的な考えよりも。 (セックスしたい……オマンコにチンポ突っ込んで欲しい!) という心の声に従った結果だった。 (ごめんね、レイカちゃん。私は、リーダーのチンポが欲しいだけだから…… ただのセフレだから!) リーダーに負けず、かなり最低な考えだった。 (……うーん、絶対に関係がバレないようにしないと。 もしくはレイカちゃんも巻き込んでしまおうかな……) 「ねえ……リーダー♪ 昨日の夜エメルさんとナニしてたの?」 思い立ったら即行動、ということで、レイカちゃんが目を離した隙にリーダーに話を持ちかけた。 「うっ……なんのことか……」 「『力を抜いて、エメル……少しずつ拡げてあげるから』ってなにー?」 自分の幼い容姿を活かして、無垢なふりを装っての質問攻め。ちょっと幼すぎかな? でもこの位押していかないとね。 「うぐぐ……それは……」 さすがのリーダーも、家族よりも濃い絆で結ばれた私(とレイカちゃん)相手にこの話題は 厳しいらしい。私もセックスしたいだけだし、さっさと助け舟を出してあげることにした。 「ふふ……責めたりはしないよ。あのね、リーダー……」 そういえば、人間相手にこんなことを言うのは始めて。今更ながら……興奮してきちゃった。 発情した思いを声に乗せて、リーダーの耳元で囁く。 「リーダーが私ともエッチしてくれたら、それはとっても嬉しいなって」 ごくり、とリーダーが喉を鳴らす。 (やっぱり、リーダーは私の体にも興味あるんだ) ミイナちゃんやエメルさんが行けるなら、私も十分欲情の対象になってるはずだよね。 でも、実際に親しい人に性欲を向けられるというのは、ドラゴンに獣欲を向けられるのとは 全然違う感じがする。 (いやらしい気持ちもあるのに……なんだか心がぽかぽかするよ) とくん、と心臓がはねるのも、『いつも』より随分穏やかだ。私は自然と、微笑んでいた。 顔を離したリーダーが、その私の顔をじっと見つめている。そんなに熱い視線を向けられて、 恥ずかしくて誇らしくて、それ以上に、 (リーダーのセックスってねちっこいから、どんな風にされちゃうか楽しみ……♪) 昨日慰めたばかりの子宮が、もう強く疼きだしていた。 その日の夜。帝竜をまた一匹倒して、次は国分寺に出撃という状況で、私は興奮で 寝付けなかった。 (リーダー……早く来てよぉ……私、オナニーもしてないのにもうグチョグチョだよ) 乳首も完全に勃起してしまって、寝返りをうっただけでイッてしまいそう。レイカちゃんが 完全に寝付くのを待ってるのは分かるけど、焦らされるセックスなんて経験の無い私は、 完全に出来上がってしまっていた。 ぎ、と最小限の音を立てて、リーダーのベッドがきしむ。 ばく、ばく、と心臓が跳ねる。私は、喘ぎ声が出ないようにそっと体を起こした。 「こんばんは、マール。……ずいぶん待ってくれてたみたいですね?」 優しげな言葉はいつもと変わらないけど、私を見る目の色が全然違う。どこに触れれば このメスが自分に尻尾を振るようになるか、探っている色。 「うん……私、もう我慢できないの……リーダーの、……ん、ちょうだい……」 ロリで処女な私がいきなりチンポとかオマンコとか言い出したら、怪しまれちゃうから、 当たり障りのない単語を選んでリーダーを誘う。 布団を横にうっちゃって、ムラクモ支給品の簡素なパジャマのズボンをするする下ろして、 下半身はもう裸。どろどろになったオマンコにリーダーの視線がささって、私はセックスにおいて 初めて羞恥心を感じていた。 (ああっ……見られてる……いつもと違ってリトライがないから、 もう取り返しが付かないのに……♪) 無表情可愛い、とか何考えてるか分からないお人形みたい、とか外野は言うけれど、私は 前からこんな感じだった。可愛いものが好き。気持ちいいことが好き。ドラゴンとセックスしてからは、 一匹のメスとしてオスに蹂躙されるのが何よりも大好きな、いやらしい人間だ。 リーダーはまずベッドに腰掛けて、そっと私を抱き寄せた。戦闘で何百と敵を屠ってきた、 そのたくましい腕にすっぽりと包まれて、私の体は安堵と興奮でふにゃふにゃになってしまう。 「まったく……いつの間にこんなにいやらしく育ったんですか?」 そういいながら、背中から回された腕が胸の横あたりに軽くふれる。ブラを外して、下に何も着ない パジャマ1枚の私の上半身は、乳首がはしたなくテントを作っているのが丸分かりだ。 服の上から、人差し指一本で、そっと乳首を持ち上げるように愛撫された瞬間、ぱちぱちと 視界に火花がちって、オマンコが勝手にぎゅうと締まるのが分かる。 (他人にされたほうが気持ちいいって、知識では知っていたけど……こんなの、凄すぎて、頭が おかしくなっちゃいそうだよぉ……) イッたのに気付いてくれてるはずなのに、リーダーは愛撫をやめてくれない。ごく小さな 指の動きだけで、イクのが止まらない。まだセックスが始まっても居ないのに、気絶したくない…… その一念で踏みとどまっていた。 朦朧とした意識の中で、いつの間にか上も全部脱がされて全裸になったことを知る。 リーダーも既に裸で、私は正常位……いや、屈曲位っていうのかな、脚を上げさせられて、 体全部をリーダーに抱きしめられている。膣の入り口に、待ちに待ったリーダーのチンポが 押し当てられていて、思わず生唾を飲んで舌なめずりしてしまった。 「ずいぶん沢山一人で遊んできたんでしょう? これからは全部ボクがやってあげますからね」 昨日のエメルさんの時のように、私にも甘い囁きをかけてくる。 強くて、見た目もかっこよくて、優しくて……そんなリーダーに犯される直前で言われると、 ヤリたいだけの私でも、心がぐらぐらする。 でもごめんね、リーダー。私はドラゴンの規格外に大きいチンポもハメて欲しいの…… 「うん……して。毎日、私とセックスして、リーダー♪」 ドラゴンとするのは戦闘のときだけだから、何にも矛盾してないよね。 リーダーは腰にぐい、と力をこめて、ついに私の膣に突き入れてきた。1ミリ進むごとに、 自分の頭の中の新しい感覚が開いていくような、不思議な感覚。ドラゴンの破壊してくる チンポとは全然違う、これが『正常』なんだってすぐ理解できる、人間のチンポ。 自分の中にオスが侵入している強烈な異物感は、まさに今まで求めてきた感覚だった。 膣内の感覚も感じられるように開発していた成果が、今になって一気に花開き、私は膣壁と 子宮口をゴリゴリとこすり上げる感覚に圧倒された。 「ああっ! ひゅごっ、リーダーのチンポすごいぃ♪」 自然と、今までドラゴンにしか見せてこなかっただらしの無い蕩け顔になっていた。 リーダーは、メスの本性を顕した私に面食らいながらもにやりと笑って、 「こんなにスケベな娘にはたっぷりお仕置きしないといけませんね……!」 私の唇をキスで塞いで、声を上げさせないようにしてから力強くピストン運動を始めた。 一突きごとに頭の中が爆発しそうなほどの凄まじい快感が奔るのに、両脚ごと全身を 抱きすくめられて、身動きも取れない私に容赦なくずん、ずんとピストン運動を繰り返すリーダー。 調子に乗って膣の感度を上げすぎた私は、人間相手でも十分に狂える淫らな身体として 完成してしまっていたみたい。 オナニーの時は気絶してバレたらまずいからと言って自分でやめ時を制御できたけど、 今はリーダーにガッチリと腰を抑えられていて、身をよじって逃げようとしても、 快楽の濁流から逃れることはできない。 目を見開いているはずなのに視界が真っ白に感じられるような、拷問のような快楽攻め。 リーダーに合わせて腰を振るなんて気の利いたことはできずに、連続絶頂で全身が痙攣するのに 任せてオスの腕の中でガクガクと震えるばかり。 表情はさぞかしドロドロに蕩けてひどい顔を晒してるんだろうなと思うけど、白くくすんだ視界 いっぱいに広がるリーダーの顔、その目は私の発情ぶりを満足げに見つめて、笑みを深くしている。 イキっぱなしの中でも、ようやくパニックから立ち直った私は、 (そういえばキスは始めてするよ……気持ちい……) 次は初めてのキスの感覚に集中していた。ドラゴンには長い舌はあっても、キスをするなんて 情緒は一切ない。そう思えば、これから先ドラゴンに蹂躙される予定の膣とは違って、唇は リーダーだけのものと言える。 (私の唇と舌で、気持ちよくなってね……リーダー♪) せめてものお礼に、リーダーの首に両腕を回して、頭を抱き寄せるようにして唇を吸った。 愛撫しやすいように、私の舌をぴんと限界まで伸ばしてリーダーの口内に侵入する。 くちゅ、くちゅと口の中の水音は頭に響いて、膣とは違った不思議な高揚を感じる。 (なんだかほっとする……私もリーダーのこと好きになっちゃいそう) 昨日のエメルさんもこの調子で堕ちて行ったのかな、と思いながら、リーダーのキスうまいから しょうがないよね、とさらに舌を絡ませる。 もちろんそのあいだも、ピストンで身体はイキっぱなし。子宮口と鈴口がキスするたびに、 強い電流が流れたみたいに意識が断絶しそうになる。 もっともっと、壁を突き破って一番奥まで犯してほしい。その強い思いが、自分の意思で 動かせないはずの子宮口の筋肉の感覚を捉えさせた。 絶頂に翻弄される中で、じわじわとストレッチのように、子宮口のリング状の筋肉を 押し広げていく。肉体的には処女を捨てたばかりだけど、ドラゴンとやりまくった私だからこそ できることだった。 リーダーも私が何をしているかすぐに気がついて、チンポの先端でくるくると円状に子宮口を なぞってくる。その動きが気持ちよすぎて、子宮口イキしてしまって、なかなか拡がらないのに ジリジリしながらも、新しい快感にどっぷりはまった私は何度か行きつ戻りつしながらリーダーの チンポを子宮に迎え入れる準備を完了させた。 唇は離さないまま、膣をギュッとしめて、言葉を交わすことなく目と膣だけでおねだりする。 リーダーは焦らすようにゆっくりと、多分私を傷つけないように子宮口の窮屈なリングを潜ろうと 腰を押し出してきた。 膣壁には能力を使って快感を感じられるように敏感にした私だけど、さすがに人間相手に いきなり子宮まで許すことになるとは思っていなかったから、子宮の感覚はまだ開発していない。 自分でも触れられない場所だったから能力を使う感じがどうもあやふやになってしまって、 これまでは上手くいかなかった。さっき子宮口と感覚がようやくつながったところ。 筋肉を内側から伸ばされる感覚は、性の悦びというよりはストレッチで解されているような ほのぼのとした快感でしかなかった。 それよりも、ドラゴンに始めて処女を捧げた時のような、子供を作る器官を無防備に晒すことに 対する被虐的な状況に対する気持ちよさの方が圧倒的に上。 ゆっくりとカリの部分が通り抜けて、ぬぽんっ、と子宮口が狭まる感覚。ついにオスのチンポを、 ドラゴンとシンクロして気が狂った訳でもない、言い訳の効かない正常な状態で、子宮に迎え入れた。 なんというか……生爪をはがされてむき出しになった肉に触れられたような感じ。 (痛い……けど、子宮の内側にも感覚は感じられてるんだ……) ドラゴンとのセックスを思えば、この程度の痛みは愛撫にも等しい。 物の本では、子宮どころか膣にも本当は感覚なんて無いという話だったけど、自分にはどちらにも バッチリと感覚はあるみたいだった。 (ドラゴンとセックスする前は、いつも子宮が疼いちゃってたから……無意識に、長い時間をかけて 開発しちゃってたのかな) そうだとすれば、私と、今までこの膣を捧げてきたたくさんのドラゴンたちとの行為の結晶が、 この子宮の感覚だということ。リトライですべて消えてしまったと思っていたドラゴンの爪あとは、 一番大切なところにくっきりと残っていたということだった。 (あはっ……すごい……私の子宮、ドラゴンを迎え入れる準備、してたんだ……) そう結論づけた瞬間に、今までわからなかった子宮の構造が頭の中にはっきりと 思い描けるようになった。 子宮を構成する筋肉の一筋、細胞の一個まで、今まで暖気を待っていたように沈黙を破り、 貪欲にオスを迎え入れるために開発してくれ、と叫んでいるように感じられる。 (いいよ……まずはリーダーのチンポから精液をびゅーびゅー絞ろうね……♪) まだまだ痛みしか感じられない子宮の中を、慎重に這い進んでくるリーダーのチンポを、 子宮全体を使って抱きしめる。 全身を走る激痛すらも愛おしく、私は熱いため息をついた。 「うあぁっ」 さすがのリーダーも初めての感覚だったのか、唇を離して声を上げる。今度は逆に、 私のほうからリーダーを抱き寄せて、その唇を吸う。 「んっ……ちゅっ……そのまま、私の一番奥、こね回して……」 荒い息遣いで、ほとんど唇をはなさずにささやきかけた。次の瞬間には、今までの気遣いも 我慢の限界だというかのように、数センチを一気に突き進み、私の子宮の一番奥に リーダーのチンポがぶつかっていた。 「~~~~~~~~~~~~~っ!」 喉の奥に指を突っ込まれたような、生き物としての嫌悪感で背筋が粟立つ。吐き気さえ催すような その感覚をじっと耐え忍んで、この体の全部を使ってメスになるために、子宮の激痛に集中して、 それを受け入れる努力をする。リーダーもそれに協力してくれるみたいに、じっと動かなくなった。 膣とは違って締め付けるための器官じゃない子宮は、ふんわりとリーダーのチンポを抱きとめている かのようだったけれど、なかなか痛みが快感に変わってくれない。下腹部が火傷したように熱く、 ジリジリと痛む。シンクロ能力の応用を使えば痛覚を遮断するくらいは一瞬だけれど、それは嫌だった。 人間の子宮では普通に快楽を得ることはできないと素直に諦めた私は、思い切って子宮を改造することにした。 キュア……回復のスキルの応用で細胞分裂を促し、細胞自体も大きく、丈夫にしていく。痛みとは さらに別の熱さが下腹部を灼き、脂汗さえ滲んでくる。 細胞がガン化しないギリギリの速度で無理矢理に新陳代謝をすすめて、子宮を丈夫に、柔軟に改造する。 そのおかげか、刺すような痛みがようやく薄れてきた。 ぴりぴりとした痛みはまだ残っているけど、それは始めて膣に指を入れた時のように、敏感すぎる 粘膜が返してくる反応によく似たものになった。痛みの中に甘さが混じっている。この感覚に集中すれば、 気持ちよくなれることを私の体はよく覚え込んでいる。 額にはすっかり冷や汗が滲んでいて、あれだけ紅潮していた頬は冷たくなっていた。さっきの熱を 思い出すために、目を閉じてリーダーの口内を舌でかき回す。その動きが合図になったのか、リーダーも 気を取り直して、私の乳首を指でつまんできた。 子宮にチンポをくわえ込みながら、まったりと唇や乳首を愛撫される……ドラゴン相手にはできない セックス。 (人間相手のセックスにもはまっちゃいそう……) それもそれでいいかも。リーダーに隠れて、傲慢そうな男の人を探して誘惑してみようかな…… (でもチンポの大きくない男の人は嫌だよ……リトライもできないし) 世間体とかしがらみもある。そう思うと、リーダーとのセックスするのは最高の選択肢だと思えた。 そんな淫売としか言い様のないことを考えながら、私の体はもう一度性欲に燃え上がっていく。 リーダーは子宮の感覚を楽しむことにしたのか、ピストン運動は止めて腰を円状にグラインドさせ、 子宮の中をじっくりとかき回し始めた。 子宮もさっきとは格段に違う反応を見せる。まだまだ膣のようにこすられただけで絶頂、とはいかないが、 リーダーが子宮を内側から上下左右に押し広げようとする動きに完全に適応して、筋肉が伸ばされる じわじわとした快感を得られるようになってきた。私のなかのイメージでは、子宮がほんの少し丸みを帯びた ように感じられる。まだ十分も経っていないのに、毎日開発を続けたらどんなふうになってしまうのか、 思いを馳せるだけでもじんじんと快感が沸き起こり、だらしない笑みがこぼれてしまう。 そんな風に微妙に心の向いている方はすれ違いながらも、ねちょねちょと愛し合っていると、 リーダーのチンポが突然一回り膨れ上がった。常に優しかったリーダーが、痛いくらいに私を 抱きしめる。このぐらいの方が私にはちょうどよく、リーダーが私を孕ませようとしているのが 嬉しかった。 (ああ……射精、されちゃう……妊娠しちゃうよう……) ある意味ドラゴンより強いオスであるリーダーが相手だし、私のメスの部分も孕みたがっている のがわかる。 (でも、始めての受精も着床も、ドラゴン相手がいいから……) それに、戦い続けなければいけないのだから、実際には妊娠したら困るのは私たちだ。 だから…… 「あっ、あああっ! しゃせ、い、してるぅ……なかにびゅーびゅー出てるの、 わかるよぅ……もっと、もっとお腹の中いっぱいにして……!」 リーダーの熱い子種で胎を満たされる快感をひとしきり味わってから、キュアとリカヴァで 精子を全部体外に放出しようと決めた。 その日から、本当に毎日、戦闘で疲れ果てた日も私たちはセックスを続けた。 リーダーもほかの女の子ではできないウテルスセックスが気に入ったみたいで、私の膣と 子宮の拡張にじっくりねっとりと付き合ってくれた。最初ピストンをしないでグラインドだけ だったのは、あまりにも良すぎてすぐに射精しそうだったから、と照れ顔で告白されたときには よこしまな思いしかない私もどきっとして顔が赤くなってしまった。 こうやって女の子を次々落としてるんだなと思ったけど、傍から見れば毎日子宮に中出しを 許してる私が一番堕ちてるんだろうなあ。 ふと、もうドラゴンとのセックスなんて必要ないんじゃない? と思う。人間とのセックスも 十分に気持ちがいいし、メスとして蹂躙されながら、リーダーとは心も通じ合っていると思える。 それでも、リーダーに隠れてドラゴンとセックスするための膣と子宮の拡張と開発は続けている。 もうリーダーのチンポの二倍の太さまでのディルドを飲み込めるし、子宮なんておへその辺りまで 棒を突っ込んでも柔軟に受け入れられるようになった。横隔膜を圧迫してしゃっくりが出てしまうのも、 シンクロで内蔵の位置を調整して解決した。 最近、子宮の疼きが強くなって、それ自体が快感になってきた。裸になって下腹部を注視すると ほんのわずか膨らんでいる。それもそのはずで、私の開発で子宮の細胞が活発に活動して、 筋肉が柔軟になるということは……妊娠した状態の子宮と同じになるということ。 身ごもってもいないのに、セックスに使うためだけに妊婦と同じ子宮を宿した自分の下腹部をみて、 震えるような満足感を覚える。実際に妊娠していないから胸は大きくならないし、母乳が 出たりはしないけど、ドラゴンとのセックスには関係ないからそれは望まない。 常人にはこんなこと絶対に不可能だろう。私、S級能力者に産まれて本当に良かった。 「あんっ! リーダー、もっと、奥まで突いてっ!」 今日もセックスしている。体位は騎乗位。今まで、のしかかられるセックスしか経験がなかったけど、 オスに自分から奉仕できるこの体位はお気に入りだった。 膣の入口まで引き抜いて、一気に子宮の底まで突き立てる。ぐぽ、ぐぽという空気音が、レイカちゃんの 寝息をかき消して夜のマイルームに響いている。 リーダーは寝そべったままで、私の乳首を手綱を引くかのようにきゅっとつまんでいる。頑張って ご奉仕すると、乳首を強く潰してチンポを突っ込んでくれる……そうするように私から頼んだんだけど。 大きな絶頂の波が来るのに備えて、深く挿入したままカクカクと腰を降る。リーダーの今日何度目かの 射精の瞬間。 「はあっ、っあーーーーーーーーっ!」 レイカちゃんが起きないギリギリの声量で、絶頂をリーダーに教えてあげる。膣と子宮のうねりに 合わせて、リーダーはびゅるびゅると人間とは思えない位にねばつく大量の精子を注ぎ込んでくれる。 それは疼きを解消してくれる特効薬のように私の子宮に沁みて、全身を心地よい震えが襲った。 パタリとリーダーに体を預けて、事後の余韻に浸る。リーダーのチンポも満足したようで、 徐々に硬さが抜けていくのが子宮と膣に伝わってくる。 子宮の中に残った精子の重みを感じながら、私は葛藤と戦っていた。 (リーダーの、あかちゃん、産みたいよ……) 収まったはずの疼きが発作のようにぶり返して、私の心を犯していく。 今まで散々楽しんできた、メスとしての被虐の快楽。その究極……つまりオスの子だねで孕むこと。 それが、このままじっとしているだけで手にはいる。 (ああ……孕みたい。受精したい。着床させて、妊娠して、妊娠しながらセックスして、 セックスしながら出産して、出産したらまた孕みたい……) 肥大化していく本能が、炙るように私の理性をとろかしていく。たった今終わったばかりなのに、 妄想だけで絶頂を迎えてしまっている。 でも、それはまだだ。 戦いはまだ終わっていないから? まさか、そんな理由じゃない…… (ここまでやれば、ドラゴンの精液にも耐えられるよね……) ようやく、私の望む最高の快楽に手が届く。跳ねる心臓と、あふれ出すよだれを抑えながら、 リカヴァでリーダーの精子を排除する。まっさらに戻った子宮は、絶対の強者、 ドラゴンの精子で満たされるのを夢見るように、キュンと高鳴った。 チャンスは思いのほか直ぐに巡ってきた。 というのも、国分寺を攻略するにあたって、ドラゴンの強さが跳ね上がったのにもかかわらず、 武器工房のレベルを上げるための資源が足りないという事態に陥ったからだ。 こういう自体は1年前の戦いでもあったから慌てることはなかったけど、しばらくはきつい戦いが 続きそうだった。 そして、きつい戦いが続くということは、全滅の機会も相応に増えるということ。 あくまでも全力で戦って、その結果として私が最後に残り、そしてドラゴンに蹂躙される。 それこそが私が求める最高のセックスで、だから妥協はしなかった。 一匹、また一匹とドラゴンを斃す。 砂漠地帯のドラゴンがもう残り2匹というところで、ついにその機会は巡ってきた。 お相手は、ドラゴストナータ。 石化したリーダーは粉々に砕かれ、レイカちゃんは首かじりで胴体と首が泣き別れの悲惨な様相。 まあこの状態でもナノファインを使えば戦闘が続行できるのだから、私たちも本当に人間じゃないなあ と思いながら、場違いにも恋する乙女のように胸を高鳴らせて、シンクロを使う。 「グルルゥ……」 私に対する純然たる殺意を、今度は発情した私の心を投影することで、性欲にすり替えていく。 やろうと思えば人間にも通じるかもしれないけど、あまり興味はないからやっていない。 すっかり興奮したドラゴストナータ様の股間から、ドリルのようにねじまきながらそそり立つ チンポが現れる。細長く見えるけど、体格差のおかげで根元はリーダーの三倍の太さがありそう。 長さは……私の心臓に届くかどうか。 だけど、今の私なら十分に受け入れられる大きさだと思った。 ニタニタとドラゴストナータ様が嗤う。私も、できるだけ卑しく、オスの獣欲を煽るように 媚びた笑いを浮かべる。 ジリジリと肌を焼く太陽と、砂漠の照り返しで、何もしなくても汗が流れる。体を温める 手間が省けたと内心ほくそ笑みながら、私はデコイミラーが切れたばかりでまだ傷一つない 体の感覚を確かめた。 ……言い訳しておくと、EXも溜まってないし、私がアイテムを使うよりドラゴストナータ様の 方が早く、通常攻撃でもやられてしまうので、完全に詰んだ状態だ。 さっきから子宮が脈打ち、パンツのなかはぐしょぐしょに濡れている。 私は立ったままスカートの中に手を突っ込んで、無言でタイツと下着をすべて脱ぎ去る。 邪魔になったので靴も脱いだ。熱砂が容赦なく肌を焼く。放置すれば状態異常ではない 火傷になる熱さも、興奮の前にはくすぐったいくらいだった。 さく、さくと砂を踏みしめて、すぐ近くにあるうもれたビルのコンクリートに腰掛ける。 せっかくの機会だから、砂にうもれて窒息死なんてしたくなかった。 舌なめずりしながら後についてくるドラゴストナータ様に向き直って、限界まで股を開く。 寝そべって、首の後ろと両足だけで体を支えて、ぐいっと腰を突き出して、よだれを垂らす オマンコをドラゴストナータ様にさらけ出した。腰高位と呼ばれる体位だ。あとは、 ドラゴストナータ様が2、3歩踏み出してくれれば、勝手にオマンコに突き刺さる姿勢。 「ドラゴストナータ様っ、貴方に逆らった愚かなメスに、そのオチンポで身の程を 思い知らせてくださいっ、犯して、射精して、孕ませて、私の全部を喰い尽くしてくださいっ!」 始めて壊れずにドラゴンを受け入れられるという期待で胸をいっぱいにして、 恥も外聞もなくドラゴストナータ様に媚びへつらった。 ずし、と重い足音を立てて、ドラゴストナータ様が私の膣口にチンポをあてがい、 一瞬で子宮底部までを貫く。 「きひいいいいいいいいいいぃぃっ!」 狂ったような嬌声をあげて、コンクリートに後頭部を打ち付けるのも構わずのけぞった。 始めての経験から一年以上も経って、ついに私はドラゴンとのセックスに成功した。 ごりごりと、ドリルで掘削するように私の膣壁を削りに来るドラゴストナータ様。 リーダーのチンポはもちろん、拡張のために鉄やコンクリートで出来た柵をオマンコに 突っ込んで拡張を繰り返した私の膣壁は、快楽をしっかりと感じている。 柵や、リーダーのチンポでは味わえない、ドラゴンの殺意混じりの凶悪な獣欲。 シンクロで心を通じ合わせ、体も完成させたドラゴンとの交尾は、予想をはるかに越えた 衝撃的な快楽だった。 「はひっ、ごめんなさいっ、人間相手でも満足できるなんて思ってごめんなさいぃ! ドラゴン様じゃないとっ、ダメですっ、あひっ! だめにっ、ダメになるぅうぅ!」 腰を浮かせているから、のしかかられてピクリとも動けないセックスとは違い、存分に腰を 振ることができる。私は縦のピストンとは違う、横に円を描くようにぐねぐねと腰を振って、 ドラゴストナータ様のチンポを喜ばせることに集中した。 「あ゜あ゜ーーーっ! しゅご、しゅごいっ! リーダーのチンポとは全然違うぅ! ドラゴンチンポさいこうですうぅう!」 思い切り下品に喘ぎ声を張り上げて、ドラゴストナータ様と私の興奮を高めていく。 じゅぷっ、じゅぷぅと私の膣も完全に出来上がって、ドラゴストナータ様のチンポが抜けた 所にも、てかてかと愛液が十分にまぶされて、どんどんピストンがスムーズになってくる。 「もっと、もっと深く、突き刺してくださいっ! 心臓まで刺して、 チンポで刺し殺してくださいっ!」 それはドラゴストナータ様が私に望むことであり、同時に私がドラゴストナータ様に 望むこと。皮肉にも、リーダー相手の甘いセックスと同じように、ドラゴストナータ様とも 心を通じ合わせてのセックスとなった。 ごちゅ、ごりゅりゅ、と言葉にならない音が体の中から伝わってきて、子宮が縦に 強引に押し伸ばされる。今までだったらこの衝撃で内臓を突き破られて死んでいただろう。 でも、私の開発の成果は期待通りに全てを飲み込んでくれた。 いひっ、と卑しい笑みを浮かべながら自分の股間の惨状を目で確認する。 ドラゴストナータ様の股間がぴったりと私の股間とくっついて、あの凶悪なチンポが すべて、私に飲み込まれていた。 ほっそりとした私の下腹部の中心部が、でこぼこに盛り上がっている。スカートが邪魔で 下腹しか見えないけれど、そっとみぞおちの辺りをさすると、硬いものが中から押し上げている 感触が指先に伝わってきた。もちろん体の中からも、異常なまでの柔軟性を発揮した子宮が ドラゴストナータ様のチンポにしゃぶり付いている感触が伝わってくる。 「あ、は……すごい、私……ドラゴストナータ様のチンポを、全部、飲み込んで…… っ、ああああっ!」 私が悦に入っているのがナマイキだと言わんばかりに、唐突にピストン運動を再開させた。 幾ら死ぬことはなくなったとはいえ、限界近くまで身体の中をかき回されれば、やっぱり 純粋に快楽を感じることはまだ無理だった。気持ちいいのは気持ちいいけど、さっきまでの 『普通の』セックスのほうがずっと良い。 だから、今はしばらくの我慢の時。 「せーしっ、せーし注いでくださいっ、ドラゴストナータ様の精液で、私の袋の中を たぷたぷにしてくださいっ」 リーダーの……人間の子種でも身を焦がすような受精の誘惑を感じたのだから、 ドラゴンのイキの良い子種を、妊婦のように胎が膨らむほど注がれたら、どれほどの快楽が 得られるだろう? それこそ、気が狂ってドラゴンに寝返ってしまったりして。このまま死ぬまで、 ドラゴストナータ様の子供を産み続けることになったとしても、後悔はなかった。 早く射精して欲しくて、私は自分の身体を抱きしめるようにぎゅっと腕を組み、 胴体のなかにあるドラゴストナータ様のチンポを締め付けた。しびれて感覚がなくなってきた 腰も必死に振って、チンポの根元も揉み解すように刺激を与える。 「グルルッ!」 唐突にドラゴストナータ様は全身を痙攣させて、子宮の入り口近くまでチンポを引き抜く。 (ああっ、来たっ、しゃせい、ドラゴストナータ様の射精っ!) 腰の振りをとめてぎゅ、ぎゅ、と緩急をつけて膣を締め付けて、精液をおねだりする。 ぐぐ、と根元からこぶのようにふくらみが先端に移動していく感覚に、必死で絶頂をこらえる。 どぽっ、と人の頭ほどの粘液の塊が私の子宮にへばりついた瞬間、天国に押し上げられた。 今まで生きてきた全ての苦労が報われたような気分になって、全身から力が抜けていく。 脚から力を抜いても、ドラゴストナータ様のチンポで支えられているから何の問題も無い。 首の後ろと、膣と子宮の二点でぶら下がっていた。 「はぁーーっ、はぁーーーっ」 深く深く深呼吸して、リラックスしていく。 子宮口はドラゴストナータ様が塞いでくださっているから、私の役目は妊婦のように 子宮を膨らませるドラゴストナータ様の精液を邪魔しないこと。 ああ、どうして服なんて邪魔なものをつけてるんだろう? 自分へのダメージなど考えずフレイムで留め金を焼き尽くして、子宮のふくらみを邪魔する スカートを裂き、地面に落とす。下半身があらわになり、刻一刻と大きくなっていく下腹部の 膨らみに、うっとりとため息が漏れる。 ドラゴストナータ様の精液は、一瞬にして私に残っていた人の倫理を吹き飛ばし、心と 身体を侵食して、完全に支配した。今までも完全に屈服しているつもりだったけれど、 あんなのはごっこ遊びだったと、ようやくドラゴンの偉大さを身体いっぱいに感じていた。 もう全身の感覚も曖昧で、何も考えることなく、ドラゴストナータ様の精液の受け皿としてだけ 息を吸い、生を維持している。 下品な言葉も、媚びるような笑みも、もう必要ない。メスとしての究極の幸せを、私は 手に入れた。 でも。 (まだ……気絶はできない……) 子宮にはドラゴストナータ様の精液の成分が浸透し、竜を孕めるように作り変えられている ような感覚がある。そして、今まさに私の卵子を食い破り、ドラゴンの精子で受精しようと しているはず。 (せめて……着床まで耐えて、本当にドラゴストナータ様のメスになってから……) 精液の作用で、イキっぱなしになった身体がガクガクと痙攣し始める。その痙攣は 子宮の中の精液を揺らし、更なる絶頂を呼ぶ。受精の悦びとも重なって、激しすぎる快感に 私の精神もそろそろ意識を保つことが難しくなってきた。 視界が狭まり、黒く塗りつぶされる。全身を包む快感が、意識の届かない上空に私を 押し上げようとする。 子宮の底の方で、何かが引きずり出されるような感覚。それに集中することで、辛うじて 意識をつなぎとめた。 (受精してる……私の卵子を、受精卵にして……急いで持ってきたんだ……) 能力で確認できたのか、都合の良い妄想かはもう分からない。けれど、それが真実のように 思えた。 受精卵はドラゴストナータ様の精液の海に蹂躙されながら泳ぎ、すでに細胞分裂が 始まっている。人とも竜とも付かない、決してファンタジーの亜人みたいな綺麗なものじゃない、 自分とドラゴンの間の獣欲の結晶の仔を幻視した。 (あ、は……やっぱり、子供、生まれるんだ……) しばらくして、受精卵は子宮壁に押し付けられ、待ち構えていたように子宮と癒着していく。 (ドラゴストナータ様の精液で、私の身体が変えられてたんだ…… ありがとう、ございます、……私は、アナタの子供を産むために生まれてきたメスです……) 最期にそう思って、ぴりぴりとした着床の快感で絶頂し、意識を手放した。 我に返ったドラゴストナータが私をかみ殺したのは……どのくらいあとなんだろう? 何度かのリトライの後、私達三人はドラゴストナータを屠り、砂漠の奥へと歩き出した。
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ゴヒミツゾウ(五秘密像) ゴヒミツボサツの別名。
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[アマイヒミツ] 【アマイヒミツ】 [sparkle] ハイライト発生箇所 収録作品 ロング版収録 関連リンク ポップンミュージック ラピストリアで登場した楽曲。 担当キャラクターはまどか(LT-LT絵)。 ストーリーモード(pmLT)の隠し曲で追加配信曲。 アマイヒミツ / MEG.ME BPM 150 新難易度 EASY NORMAL HYPER EXTRA 9 25 38 44→【Uni】43 ハイライト EASY NORMAL HYPER EXTRA 8 8 8 8 オトナの雰囲気が漂うジャジーな歌モノで、近年のポップンでは往年のCS版オリジナル曲にあるような異色の雰囲気をかもし出している。IIDX SPADA初出の星野奏子のボーカル曲「Give Me Your Love」や遊戯王の新シリーズ・ARC-Vの第1オープニング曲「Believe×Believe」の編曲などで関わっているMEG.MEが、作詞からボーカルまで全てをソロで手がけている。吐息のような囁き、叱るような叫びといった曲中での表情の変化が、いかにもセクシーで色気のある教師・まどかを象徴しているかのようだ。 リズムが独特でジャズ特有の微ズレが絡むため、スコア狙いだとやや骨の折れる構成。片手階段などレベルの割に局所的にヒヤリとするような詰まった配置が出てくるので、空BADを出しやすくコンボを繋ぐとなるとやや苦労する。サビ終わりの螺旋階段と、その後の間奏にある階段配置に気をつけよう。EXはハイパーにあった同時押し+16分の局所的な詰まった配置への対処がカギか。ハイパーにおける中盤の難所の階段は少しオブジェが増えた程度でそこまで大差は無いが、ノート数の関係でゲージが伸びにくいものの、局所的な難所は少なく、後半サビ以降も回復が十分可能。 ハイライト発生箇所 番号 5Buttons / EASY NORMAL HYPER EXTRA 1 2 3 4 5 6 7 8 EASY譜面は珍しく、微ズレ押しが混じる。 収録作品 AC版 ポップンミュージック ラピストリアからの全作品 2014/08/13の追加配信で登場。 CS版 ロング版収録 pop n music ラピストリア original soundtrack vol.2 pop n music うさぎと猫と少年の夢 Original Soundtrack 20th Anniversary Edition 関連リンク 楽曲一覧/ポップンミュージック ラピストリア
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ヒミツの花園 タイトル:ヒミツの花園 放送局:フジテレビ系列 時間帯:火曜午後10 00 脚本家:永田優子 演出家:小松隆志 出演者: 釈由美子(月山夏世) 堺雅人(片岡航) 池田鉄洋(片岡修) 要潤(片岡智) 本郷奏多(片岡陽) 滝沢沙織(美那絵) 寺島進(田中一郎) 真矢みき(川村亮子) 田中哲司(田丸慎一) 山本裕典(立川拓実) 松岡璃奈子(杉本みすず) 神保悟志(謎の男) 「ヒミツの花園」関連グッズへ 視聴率 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 平均 14.7 13.1 12.4 12.1 12.6 11.0 12.5 12.4 12.3 12.0 11.4 12.41
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(1)セントシュタイン城下町の宿屋で、カウンターの裏側からリッカに話し、クエストを受ける ※ある程度ストーリーが進行した状態でないと、クエストを受けられないようです ※クエストNo.123(下記)もクリアしていないとクエストを受けられないようです (2)隣にいるルイーダに話す (3)カルバドの集落で、北西にあるテントで元族長のラボルチュと会話 ※事前にダダマルダ山でのイベントを見ていない場合は、族長たちがテントにいない。 その場合は先にダダマルダ山にある墓へ行くこと。 (4)夜にカルバドの集落の中央付近でミロの幽霊に話す (5)ルーラを使わずにジャーホジ地方の東部にある墓を調べ、「友情のペンダント」を入手 ※集落から南東へ進み、ヤハーン湿地にある船で大陸を半周して最北部のジャーホジ地方へ行きます。 ※マップもご覧ください(ジャーホジはダダマルダの北にあり、船で北側から上陸します) (6)再びカウンター裏からルイーダに話しかけると、ルイーダが仲間になる ※コメントでの情報もおねがいしています 名前 コメント ダダルマ山はカルバドの北です -- 名無しさん (2011-12-08 19 27 27) ダダマルダ山とはどこですか -- からー (2011-10-27 18 03 54) 殺す -- ウンチ (2010-08-23 11 20 33) ジャーホジ地方ってどこですか?もう少し読んでみます。 -- はらだ みかど (2010-07-25 21 07 12) わかりやすかった -- ゆってィ (2010-05-13 22 04 47) 親切な解説ありがとうございました。すごくわかりやすかったです。v -- 烏龍茶 (2010-04-02 14 29 00) こんなに親切な解説ははじめて。ありがとう。 -- saba (2010-03-13 11 04 28) たぶんナンジン様がいるテントだと思う -- レイナ (2010-03-03 15 21 08) クエストを受ける -- 名無しさん (2010-02-13 13 23 09) •テントってどこマジおしえてください -- 名無しさん (2010-02-13 13 22 52) ※クエストNo.123(下記)どこ -- い9 (2010-02-13 13 08 23) テントってどこマジおしえてください -- プラチナキング (2010-02-13 13 07 22) テントで元族長ってどこマジおしえてください -- •ソニア (2010-02-13 13 03 34) •お墓ってどこマジおしえてください -- プラチナキング (2010-02-13 12 52 39) フォロボシータはどうしたら出てきますか?おしえてください -- コケコッコー (2010-01-11 20 57 25) お墓ってどこマジおしえてください -- パパす (2010-01-11 20 49 38) お墓ってどこ -- パパす (2010-01-11 20 46 23) ありがとうございましたさんこうになりました -- スライム君 (2009-11-07 07 54 35) ソニア エブリパディノウズ -- BNM,./ (2009-11-03 17 56 54) ありがとう、助かりました。(^a^) -- m (2009-09-03 17 54 44) わまやたにあなかたあ -- あ (2009-08-31 17 52 08) ルイーダはどこにいますか -- なた (2009-08-29 18 56 45) 参考になりました。ありがとうございます! -- 宮城県 (2009-08-20 16 02 32) ありがとう -- あいうえお (2009-08-20 11 02 22) k -- う (2009-08-20 11 01 21) 知るか -- 32 (2009-08-20 08 51 31) フォロボシータについて EXP:45550 G :5000 おとすアイテム:ちからのルビー 主な生息地:てんのはこぶね 解説:別の宇宙から あらわれた おそろしい はかいの女神。指いっぽんで 大陸を 灰に してしまうという。 -- 焼きそば (2009-08-19 23 04 22) プラチナキングどこにいる〜?まじ見つかんねー -- 焼きそば (2009-08-19 22 56 35) 天の箱船にボスでるの知ってた?フォロボシータっつーでぶがでるど。(クエストNo.150 世界滅亡!?) -- 焼きそば (2009-08-19 22 51 42) 族長のテント近くの階段付近らしい。(夜) -- 焼きそば (2009-08-19 22 47 06) ミロどこにいるの -- ドラクエ (2009-08-09 20 24 03)
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【検索用 ひみつ 登録タグ 2021年 Li VOCALOID asuasu ひ 巡音ルカ 曲 曲は】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:asuasu 作曲:Li (X) 編曲:Li 絵:TAO (X) 唄:巡音ルカ 曲紹介 夜をこえて、朝まで踊ろう 曲名:『ヒミツ』 作曲者のLiさんが巡音ルカに歌わせたもの 本家は作詞者のasuasuさんが歌っているものになる 歌詞 (動画概要欄より転載) 誰も知らないヒミツ 世界が雨でも 私のココロは晴れ 踊ろう 明日も明後日も何もやることない つまんない 散らかった部屋がため息つく 君からの連絡待つだけ つまんないし キュンとトキメクもの落ちてないかな SNS スマホ じゃまなもの とりあえずシャットダウン 今日だけ忘れてパーリナイ 誰も知らないヒミツ 世界が雨でも 私のココロは晴れ さぁ踊り出す 私だけのライブハウス 流れるリズムに恋して 朝まで踊ろうよ 明日も明後日も自粛の一斉行進すらも 散らかった部屋であいかわらず だけど見つけたよ 胸があつくトキメクの きっと君も知らない本当の私 メイクは手抜きヨレヨレTシャツ ボサボサの髪 ダサくて何が悪い 楽しんだもん勝ち 誰も知らないヒミツ 世界が雨でも 私は踊りつづける きらめいて 画面越しのスーパーヒーロー 流れるリズムに恋した 今夜も眠れない 君も知らないヒミツ 世界が寝息を立てても 夜を越えてさぁいつまでも 私だけのライブハウス 流れるリズムに恋して 教えてあげようかな いつか 雨はやむ日がくるんだ コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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#ヒミツの関係 ~先生は同居人~,#BSテレビ東京,#土10,#小泉孝太郎,#NETFLIX,#Hulu,#Amazonプライム,#dTV,#視聴率,#無料ドラマ amazonで探す @楽天で #ヒミツの関係~先生は同居人~ を探す! 土22BSテレ東 2011.09.10~2011.09.24 公式HP Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索 1 2011/09/10 2 2011/09/17 3 2011/09/24
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ヒミツシェル メダロット一覧 ⇒ は行 - OCG - 4 カタツムリ型メダロット(SNL) 登場作品 OCG 4 ヒミツシェル 機体概要 機体説明メダロット4 関連機体 機体性能メダロット4 メダロット オフィシャルカードゲーム 機体概要 メダロット4初出のカタツムリ型メダロット。 カタツムリモチーフとしては、メダロット第1作のエスカルローダー以来となる。 ところが変形すると、カタツムリの天敵たるマイマイカブリが、カタツムリの殻型の砲台に乗っかった姿になる。 ある意味で残酷なメダロットである。 機体説明 メダロット4 カブトバージョン限定で、ウミネコホテルのメダプライズで入手出来る。 一方のクワガタバージョンではワンダラーが入手出来る。 実はワンダラーのメダチェンジ後の姿はナメクジがモチーフ。 カタツムリとナメクジはいずれも軟体動物門腹足綱有肺類に属するため、謎の関連性が生じている。 唯一、クロス攻撃ファイアAに加えて3種類のクロス攻撃を使うことが出来る貴重な機体。 クワガタバージョンでプレイしていると、クロス攻撃ファイアB・クロス攻撃ファイアCの存在に気づかないこともあるのではないだろうか。 ヒミツシェルだけが使えるクロス攻撃ファイアBは、擬似「たていっせん」がつかえる特殊な攻撃パーツ。 威力強化などでダメージを底上げして、設置のタイミングを合わせれば、 ワンターンで敵の全パーツに25前後のダメージを与える強力な攻撃ができる。 一方のクロス攻撃ファイアCもヒミツシェル専用。 RPG作品では稀有な、敵全体にパーツ攻撃でダメージを与えられる攻撃パーツ。 こちらは擬似「よこいっせん」が使える。 クロス攻撃セットとタイミングを合わせれば、相手の全てのメダロットのパーツを素早く破壊出来る可能性もある。 メダチェンジ前後で行動に変化はないが、攻撃の威力値が大幅に跳ね上がる。 さらに戦車タイプから車両タイプに脚部が変化するため、行動速度が高まる。 パワー変型であるため即応性はないが、いずれのクロス攻撃ファイアもクロス攻撃セットが無いと何も出来ないため、ネックとはなりにくい。 ちなみに先述の様にメダチェンジ後の姿はマイマイカブリ。 つまりカタツムリを食べてメダフォースを溜めている。 ちょうどカブトバージョンは、クロス攻撃セットが使えるサイカチスが主人公。 メダチェンジ後の地形相性が一致するため、サイカチスとコンビネーションを組むと面白い。 ▲ページ上部へ▲ 関連機体 バージョン別機体 ワンダラー 変型すると近縁種のナメクジ、敵味方を引きつけるナマコ ロボロボトルトル、カタツムリ型 エスカルローダー 充填ムシムシカタツムリ、お前の充填は何処にある ヒミツシェル カタツムリにして変型後はマイマイカブリ ▲ページ上部へ▲ 機体性能 メダロット4 「ヒミツシェル」(男) カタツムリ型メダロット カラの中には 3つの ちから! 頭部 コレクトシェル SNL-01 装甲 成功 威力 回数 属性 行動 効果 20 18 46◎ 1 設置 せっち クロス攻撃ファイアA 右腕 エブリーシェル SNL-02 装甲 成功 威力 充填 放熱 属性 行動 効果 20 8 23 26 12 設置 せっち クロス攻撃ファイアB 左腕 スカッターシェル SNL-03 装甲 成功 威力 充填 放熱 属性 行動 効果 20 0 27 26 12 設置 せっち クロス攻撃ファイアC 脚部 シェルバッテリー SNL-04 装甲 推進 機動 防御 近接 遠隔 属性 タイプ 90 0 4 18 2 29 設置 戦車 パワー変形メダチェンジ後基本性能 装甲 推進 機動 防御 近接 遠隔 属性 タイプ 150 68 44 42 20 59 設置 車両 ドライブA 変形 成功 威力 回数 属性 行動 効果 パワー 34 86◎ 1 設置 せっち クロス攻撃ファイアA ドライブB 変形 成功 威力 充填 放熱 属性 行動 効果 パワー 41 48 10 2 設置 せっち クロス攻撃ファイアB ドライブC 変形 成功 威力 充填 放熱 属性 行動 効果 パワー 33 52 10 2 設置 せっち クロス攻撃ファイアC ▲ページ上部へ▲ メダロット オフィシャルカードゲーム 「ヒミツシェル」 登場 レア コスト 装甲(色) 威力(色) 速度(色) タイプ 効果 第3弾 3 4 20(無) 20(無) 3(橙) 射撃 連携攻撃貫通 移動可能方向 【連携攻撃貫通】 連携設置されている場合にかぎり、そのメダロットの威力を加えて攻撃し、さらに破壊した場合、その両隣1コマのメダロットに威力30で追加攻撃できる。 ▲ページ上部へ▲ メダロット一覧 ⇒ は行 - OCG - 4
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跳月先生の休日 「じゅーご!遅いぞ!」 「徹夜明けなんだから、勘弁してくれよ」 よく通る声が、跳月の垂れた耳をつんざく。忠犬すかりょん像見守る街の駅前にて、待ち合わせをしていた化学教師・跳月十五は、 きれいに伸ばされたズボンの裾に少し小さなキックを受けながら、きょうのデート相手をやんわりとたしなめた。 市電のりばのホームには溢れんばかりのヒト、人、ケモノ。長い休みの日とあって、子どもの姿も心なしか多い。 忙しそうに、そして慣れた動きで市電職員は、ホームのお客たちをてきぱきとさばく。 「間もなく、1番のりばに十字街経由、古浜海岸行きの電車が参ります。尻尾をホームからはみ出さないようにお気をつけてお待ちください」 市電職員が拡声器を使って、市電を待つ人々に注意を促す声を聞きながら、跳月は相手の手を引っ張ってのりばに向かう。 二人がのりばに付く頃、ゆっくりと市電はお客の前に現れた。ブレーキの軋む音が駅前に響く。 「じゅーご、聞いてくれる?あのね…」 「未雪、行くぞ」 未雪も跳月と同じくロップイヤーのウサギである。少し冷え出した長月の午後、履きなれないブーツで音を立てながら、 跳月と一緒に市電に乗り込む。跳月が乗車ICカードを端末にかざすと、未雪は少し羨ましそうな顔をしていた。 子どもが車内ではしゃいでいる。靴のまま座席に上ろうとする子ネコを母親が引っ叩く。 先頭の窓から景色を見ようと、ネズミの子たちが走り出す。未雪は指の爪をかじりながらぼやく。 「全く、みんなガキなんだから。ねえ!じゅーご」 「…ははは」 隣に座る跳月の腕を引っ張りながら未雪は、スカートを気にしながら脚をバタバタとさせる。 そのうち、扉は閉まり、市電はゆっくりと大通り目指して動き出した。 「あのね、聞いてくれる?この間さあ、どーしても食べたいシュークリームを見つけちゃったんだよね。ネットで見つけたんだけど、 それがさあ、すんごく美味しそうなの。お友だちに話したら、まだ食べたことがないんだってさ。 西2丁目のお店にあるって言うから、今から行こうよ!十字街降りてすぐだし。みんなより先に食べて自慢したいし!」 黙って頷きながら跳月が聞いている間に、市電はのそのそ次の電停に到着する。電停から噂の洋菓子店は目と鼻の先。 音を立てて市電の扉が開くと、秋の涼しい風が車内におじゃましてきた。 「ねえ、ところでさ。男子がさ、まるでガキなんだよね」 「お前は、ころころ話題が変わるな」 「休み時間は尻尾とか耳とかかみ付き合ってじゃれあうし、給食の取り合いするし…。精神年齢が止まってるんじゃないの? 何だか思い出しただけでにんじん、かじりたくなってきた!!全く、元男の子代表として何か反論してみなさいよね! じゅーごセンセ!納得できたら幾らでもぱんつの中を見せてあげる!納得しないと思うけど!ね」 「お前だって、この間まで穴掘りの真似事で取り込んだ洗濯物をぐしゃぐしゃってして、ねえさんから怒られてただろ」 市電は、とっくに西2丁目の洋菓子店を通り過ぎていた。悲しいかな、未雪はそれに気付かない。 それでも、流れゆく秋の滝のように未雪は跳月に話を続けた。 「ところでさあ、じゅーごは彼女さんと上手くいってるの?」 「……」 「わたしの目に狂いがなきゃ、あんないい人いやしないよ?それでダメなら女運が悪いって」 (最近の小学生は、ませてるなあ…。芹沢みたいだ) 万物創生の頃より、女の子は相手が年上、年下に関わらず色恋沙汰にお節介したがる。そして、相手のご様子次第で自分で安心したり、 不安になったりしているのだ。そんなことは跳月には分かりきっているが、小学生の姪っ子にはそういう理屈は通らない。 人恋しくなる暖かい話に、跳月の目は冷ややかになる。実兄の娘だからか、その目は隣の席の姪っ子と似ていた。 「高校教員、真面目で誠実、生徒たちに人気あり!茉莉子も幸せ者だね!」 「人の恋人、呼び捨てするなよ」 姪っ子とのデートは心身ともに力を使う。 「十字街ー、十字街です。天秤町方面はお乗換えです」 車内が慌しくなる。大きながま口を肩からぶら下げた車掌が、素早い手つきでお客の両替をしている。 やがて、市電は街いちばんの繁華街で歩みを止めつつ、お客を乗せたり降ろしたりと働き出す。 流れる人々の中には、跳月の勤める佳望学園の生徒がいた。制服を脱いだ私服姿の子は、 街歩きを楽しんでいた。 ところが、その子は学園での自分と、きょうの自分は違うように演じなければならない。 (うっ、はづきちが乗ってるよ…。どーか、はづきちが気付きませんように) 手には、人さまに見せるにはちょいと○○な自費出版マンガ(同人誌とも呼ぶ)とアニメDVDがいくつも入った 『キャロット・ブックス』と書かれた紙袋に、それを隠すようにお気にのおとなしめなバッグ。 長い耳に繋いだイヤホンは、(ネット動画で)流行りのアニソンを詰め込んだi-pod。 こそこそと、人の波にわざと溺れながらウサギの因幡リオは、跳月と姪っ子に背を向けて立った。 30分かけて髪を元気な外跳ねにしてみた。ちょっと、服も誰にも負けないくらいおしゃれにしてみた。 メガネも外してコンタクトにしてみた。持ってるバッグもいつもより品がいい。あとは、ウサギの神に 「わたくし因幡がここに居ることを知っているヤツに気付かれませんように」と、お願いするだけだった。 しかし、ウサギの神も空気を読んだのか顔見知りと同乗するという、第三者からすれば最高の舞台を用意してしまったのだ。 ここではづきちに気付かれたら、あとが大変厄介なことになる。頼むからそっとして下さい。 はづきちのことだから、細かく聞くんだろうな。水素レベルの細かさを持つ男だからな、油断できない。 今度はわたしがフレンチトースト奢ります。でも、何も恩義無しにそんなことしたら、みんなみんな怪しむんだろうな。 帰りの会で「あのー、因幡さんはー、跳月先生のことが好きなんです!いけないと思います!」って、糾弾されるんだ。 いやいやいやいや!誰がはづきちなんか好きなもんか。フラグなんかへし折る為にあるもの。誰かが勝手に立てたフラグは、 満面の笑みで蹴り倒してしまえ。はづきちのバーカ、バーカ。恋人と姪っ子と二人同時に振られてしまえ。 ぐるぐると脳内をかき回しながらひくひくと鼻を動かして、市電の向かう湊通りのアウトレットモールまで耐え忍ぶ。 「そう言えばさ、ぼくの教え子でね…未雪にそっくりな子がいるんだよね」 「わたしに!?」 未雪と呼ばれた少女は、ぶんと跳月の方に顔を向ける。長い耳が着物の袖のように舞い上がる。 一方、人ごみの向こうでは、リオはその一言を聞き逃さなかった。聴いているアニソンの音量を落とす。 「風紀委員長をやってる高等部の子なんだけどさ…」 「きっと、美人で人気者で頼り甲斐があって、それからやさしくて…。どんな子か会ってみたいなあ」 未雪の妄想とは裏腹に、地味なメガネっ娘で初等部のコレッタからバカにされてばかりで、終いには「きつい子」と呼ばれてしまったリオは、 いつも流す汗とは違う汗を流していた。楽しみになるはずの本の重みが、だんだん苦痛になってきた。 一目見てみたい跳月の姪っ子もいるらしいが、ここで振り拭くなんて進んで自分のブログURLを2ちゃんに晒すようなものだ。 (買い物済んで、ウチに帰ったら『迷探偵マリィ』のパロ同人、読むんだ…。きっと、近いうちにこの作品アニメ化するぞ…) それだけを心のよりどころにして、リオは履き慣れないパンプスのつま先で古い木造の床を叩いた。 同じように未雪がブーツの踵で床を叩くと、跳月は思い出したかのように自分のバッグから紙袋に入った一冊の本を取り出した。 未雪が紙袋を受け取り、中身を覗き込むと彼女は全身の羽毛を逆立てて感情を表した。 「『迷探偵マリィ』じゃん!これ、すんごい読みたかったんだよねー!ありがとう!じゅーごさま!愛してる!!」 この本を買うときはちょっと恥ずかしかったな、ということを思い出しながら跳月は中吊り広告を見つめていた。 揺れる広告には「ロングインタビュー『この人と話したい!』:作家・池上祐一」と、週刊誌の宣伝文句が踊っていた。 「じゅーご、さっすがー!これで茉莉子より1ポイントわたしの方が抜きん出たね!」 「人の恋人、呼び捨てするなよ…」 (茉莉子って言うんだ…) 恋人がいることは聞いていた。でも、学校の他のヤツより名前を知ることが出来て、リオは少し得意気になった。 「湊通りー、湊通りです」 アナウンスののち、市電は潮風薫るアウトレットの最寄り電停に到着した。 わらわらと、乗客が降りてくる。子どもの声が賑やかに、その中には跳月と未雪の姿があった。 「ついたー!いっぱい買ってもらうぞー!」 「……」 ICカードで改札を済ませた二人は、人の波に乗りながら買い物を楽しもうとしていた。 二人とは離れて下車したリオは、とにかく『キャロット・ブックス』の紙袋は置いておかないと、とコインロッカーを探す。 「同じところに来るとは…、チクショー。無駄遣いしてやるう!」 グチのような、弱音に似た言葉は吐き捨てるリオの足元は疲れていた。パンプスは余計に歩きにくい。 コンタクトなので非常に目が乾く。買い物を早く済ませて、居間のソファーで一刻も早く伸びてしまいたい。 のんきに吹く潮風にさらされて、リオはアウトレットモールに消えて行った。 ―――休みが明けて。昼休み、リオは誰もいない化学準備室でだれていた。 日に当たることもなく、冷蔵庫にはナイショのお菓子が隠されているということで、委員会特権で度々おじゃますることが多い。 「はづきちメインのギャルゲがあったら、どんどん嫌われものにしてやるー」 にやにやしながらリオは、この部屋の主『はづきち』こと跳月十五の冷ややかな目を思い浮かべては、消して、 恋人の話題になって、クールなはづきちが慌てる場面を想像しながら跳月愛用の椅子に腰掛けていた。もちろん無許可。 「茉莉子もはづきちのことを後生大事にしてやるんだぞ」 市電の中で聞きかじった跳月の恋人の名を口にする。「茉莉子が、茉莉子が…」と呪文のように唱える。 会ったこともない教師の想い人にエールを送ると、おもむろに紙袋の中から一冊の薄っぺらい本を取り出した。この部屋なら大丈夫。 ごくりと固唾を呑んで、インクの香りがまだ強い本の表紙を捲る。作者が頑張って入手したであろう上質な紙のさわり心地。 この瞬間がたまらない。外からの幾ばくか弱くなった日の光を受けながら、紙の上に踊る少女の主人公探偵が浮かび上がる。 気が付くと夏が跡形もなく消えていた。チューベットの残りも僅か。季節も秋が深くなるから、食べるなら今のうち。 が、今のリオは食い気よりも勝るものがあるという。その証拠にリオの呟きを聞くがいい。 「マリィかわいいよマリィ。ルーぺでぶん殴られたいお…」 昼休みのリオはちょっと違う。もっとも、真夜中のリオは(深夜アニメやネット動画を見るため)もっと違う。 ファンの脳内補正はすばらしい。リオの手にしたアンオフィシャル・オリジナル・アンソロジー(同人誌とも呼ぶ)は、 作者の池上祐一がおよそ書くことはないであろう展開が、少ないページの中で繰り広げられていた。 キャラへの可能性をファンの力で広げてゆくことは、作品への愛以上のものに近い。リオはその情熱に感銘していた。 はらりと捲ったページからは、ファンなら一度は妄想したであろう○○なマリィの仕草。思わず、リオのメガネが白く曇る。 「むっはーーー!!」 両手で本を握り締め、ふとももを締めてイスの上で背を丸めるリオは、マリィの世界に引きずられ、 跳月が扉を開けて入ってくることに全く気付きことはなかった。冷たい目線がリオの後頭部に突き刺さるが、ぬかに釘。 「因幡、何してるんだ」 リオの長い耳がぴくんと動く。跳月愛用の椅子が軋む。同人をかばいながらくるりと振り向く。 しかし、ここに来てから跳月の恋人とマリィのことばかり考えていたので、つい跳月の顔を見るなり。 「ま、ま、ま、茉莉子??」 「誰が茉莉子だ」 おしまい。
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ヒミツダイヤル/ここなつ 刻みこむんだ 君のナンバー ほら心にワン・ツー・スリー どこにいたって繋がるワンダー フォー・ファイヴ 秘密の通信 砂漠にいても月の裏でも 迷わぬようG・P・S ひとりの夜も寂しくないよ もう同腹一心です さあ商店街 飛び出そう パジャマのまんまで探そう 天の川 あふれるような空を 離れ離れの夢模様をかき集めて万華鏡 星空に散りばめてみせてよ 魔法の呪文 そっと唱える ふたりを繋ぐ ヒミツダイヤル 離れていても 届いているよ ふたりを繋ぐ ヒミツダイヤル long ver 刻みこむんだ 君のナンバー ほら心にワン・ツー・スリー どこにいたって繋がるワンダー フォー・ファイヴ 秘密の通信 砂漠にいても月の裏でも 迷わぬようG・P・S ひとりの夜も寂しくないよ もう同腹一心です さあ商店街 飛び出そう パジャマのまんまで探そう 天の川 あふれるような空を 離れ離れの夢模様をかき集めて万華鏡 星空に散りばめてみせてよ 魔法の呪文 そっと唱える ふたりを繋ぐ ヒミツダイヤル すれ違いも そう たまにあるけど 心はほらハイド・アンド・シーク 100倍率の望遠鏡を覗いてをわかんないし けどきっと同じ気持ちだよねって 震えてるハート・オン・ビーツ 遠い銀河で迷った僕を導く君のテレパシー ああ 小惑星は甘いキャンディー とろけるような夢見たい マシュマロの雲飛び乗って 空に ふたり描いた思い出はやがて大きな星座に 1000年後も輝いていますように…ああ! いつか遠くに離れる夜も 魔法の呪文 そっと唱える 世界はやがて 君と爻わる 魔法の呪文 そっと唱える ふたりを繋ぐ ヒミツダイヤル 離れていても 届いているよ ふたりを繋ぐ ヒミツダイヤル